キョウチクトウの白花

キョウチクトウの白花
キョウチクトウの白花

中国原産の常緑低木で,中国名の「夾竹桃」を音読みにしたものが和名となっています。キョウチクトウは有毒植物です。利尿作用がある成分と強心作用を含む物質を含んでいて,民間薬としても使われています。しかし,強心剤としては働きが強いらしく,素人療法は禁物です。バーベキューの串にオートキャンプ場に植栽されていた手頃なキョウチクトウの枝を切って使ってしまい,中毒事故を起こした事例があります。フランスでは死者も出てます。強心成分は特に樹皮に多く含まれており,これを含んだ肉を食べてしまったことにより起こりました。燃やして出る煙を吸っても中毒が起こります。ただし腐葉土になれば毒性は無くなるそうです。

関連タグ: 写真だより2010年08月  2010/08/21  | yamagawa1957

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