時津町やまかげ市場=長与・時津の特産品=

時津町浜田郷に「やまかげ市場」があります。
この市場は平成21年3月に、一瀬建設の社長の仕事場と駐車場だったところを市場にリフォームしたものです。近隣の農家が自宅で食べきれない野菜を無駄にしないために、市場として立ちあがりました。

市場の中は
季節の野菜=ジャガイモ、なす、キュウリ、にら、かぼちゃ、それにバターナッツという見慣れないカボチャもありました。その日もしくは前日に収穫された新鮮な野菜です。

卵コーナー=ダチョウの卵がおかれたところが目印で、種類は地鳥の卵、烏骨鶏、フランスガモの卵。フランスガモの卵は幾分小さく色は黄色め。有精卵なので適温にして3週間ほど温めるとヒヨコにもなるそうです。

春先は、はちみつ=今年の分はすでに完売していました。蜜源は山陰(やまかげ)地区の花々です。自分の近所の花の蜜だと思うだけで一味違う気がします。

民芸品=木や竹で作られた古民家のミニチュア、竹の根元を加工してつや出しした杖は「翁 竹の杖」という商品名。1000円です。

この他にも趣味の縫製品のほか、バッグなどの既製品、クッキー、傘、包丁、花器、コーヒーカップなど商品が多岐にわたります。出店者は地元の人ばかりでなく、長与、長崎市の人たちも。来るもの拒まず、卸している人の紹介つながりで商品数が広がっています。

持ち込み品の他、かき氷と回転焼きも販売しています。かき氷は100円と200円サイズ。回転焼きの中身はクリーム、白あん、黒あん、チョコに加えて甚左衛門焼き(ハム、キャベツ、コーン入り)。塾に通う子どもたちの学習前の腹ごしらえになります。甚左衛門焼きの由来は長崎開港の祖といわれる長崎甚左衛門純景(すみかげ)がこの近くに眠っているためです。
 
お店を切り盛りしている一瀬さんの妹さん・看板娘お二人にお話を伺いました。

 ~取材後記~
通りかかったご近所の方に声をかけたり、急な雨の日にはお店の傘をかしてあげたり、子どもたちが市場の中の
新しい商品を見に立ち寄ったり、懐かしい駄菓子屋さんのような市場でした。昔は物を買いに行くだけでなく、
お店の人と話をしていたことを思いだしました。店番もしたくなりました。
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             やまかげ市場
           時津町浜田郷962-1
           営業時間 9:00~5:30
            電話 095-813-2484
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関連タグ: 長与・時津の特産品  2011/09/07  | にんじんネット

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