和木工・押絵雑貨“MAKO”さん=長与・時津の特産品=

丸田郷の「和木工・押絵雑貨“MAKO”さん」をお尋ねしました。三菱重工の団地を山側へ向かい、つきあたりから右へ・・・。入口の紅い絽の暖簾が目印の「ご自宅、工房兼作品の並ぶギャラリー」は緑豊かな山裾にあります。

休日にカントリー雑貨・ドールを琴の尾岳の麓で制作していたのが始まりでした。その後、和ものに変更してすでに10年あまり。

先ず、玄関におじゃまするなり目が釘づけになってしまいます。
風神・雷神図、兎の嫁入り、木の枝にとまる雀の「押絵/つい立て・タペストリー・干支羽子板」。格子の隙間から光がもれている「行燈」。濃い緑の苔だまがのせられた「飾台」。「階段箪笥」。これらの木工と布の絶妙な組み合わせに心を奪われます。
茶高炉がたかれていて、いい香りにつつまれながら部屋の中を3回、4回・・・見落としていた作品に気付き、またもう一回り。素敵なディスプレイにも注目です。

材料にもこだわるようになり、県外まで江戸ちりめん等の布捜し。「こんな木があるけど・・・」と材木屋さんにすすめられたり。それをどう生かすか、試行錯誤する楽しみに押されて作品が増えて行きます。縫物は奥様の役目ということもあって、時にはご夫婦でアイデアを出し合い、相談しあいながら作り上げていくそうです。
手が込んでいて、几帳面な作業にも関わらず値段が手ごろなのが嬉しいところ。おいてある作品だけでなく、注文も受けていただけます。

作品は野母崎の『小春日和』さん、黒崎の『野の花工房』、春と秋のイベントでも見ていただけますが、是非、緑の中の丸田郷のギャラリーでご覧下さい。
金・土・日のみのオープンです。ご訪問のご連絡は携帯電話が確実。
時を忘れてしまうほど「MAKOワールド」に引き込まれ、いつの間にかリフレッシュされていますよ。
和ものに興味のない人も見る価値が大いにあると思いますよ。

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    長与町丸田郷764-1
      川口 誠さん
   電話&FAX 095-887-7294
   携帯電話  090-2857-4569
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関連タグ: 長与・時津の特産品  2012/12/21  | kinuko

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