日暈と環水平アーク(大村市雄ヶ原町より撮影)

日暈と環水平アーク
日暈と環水平アーク

日暈の下に見える虹みたいなものが,はっきりしなかったので,彩雲と思っていましたが,昨日の新聞に環水平アークと掲載されていたので,彩雲を環水平アークに訂正します。日暈は上空のうす雲に含まれる小さな氷の粒がプリズムのような働きをして現れます。よく「お日様にかさがかかると雨が降る」などといわれますが,たしかに天気が崩れる前に暈が現れる場合が多いようです。環水平アークは,上空の氷の平らな結晶の方向がほぼそろったときに,太陽光が屈折し,ほぼ水平な虹が見える現象です。似た虹は水滴で屈折してできたものです。一般の虹が太陽とは反対の方向に見えるのに対し,環水平アークは太陽と同じ方向に,ほぼ水平に現れます。

関連タグ: 2012/04/19  | yamagawa1957

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