長与町ブルーベリーを育てる会=長与・時津の特産品=

長与ダムの突端から急斜面を登っていくとブルーベリー畑が広がっています。2009年度の長与町民提案事業として発足した「長与町ブルーベリーを育てる会」の18名のメンバーが200本以上の樹を育てています。
遊休農地にブルーベリーを植えることで農地の荒廃を防ぐこと、植栽地を拡大し、長与の特産品とすることも視野にいれた実践研究であり、大量に収穫が見込めれば地域の人たちがブルーベリーの収穫を楽しむ農園として利用することも目的としています。

苗は九州の気候に合う品種で、田主丸から取り寄せたブルーシャワー、ティーフブルー、ホームベル、エッセル、スワニー、アイバンホー。メンバーの二人がひと組となって畑を一列単位で管理しています。

1年目は畑の開墾と植林。2年目は樹を育てることを重視して花は摘み取りました。
春は肥料・剪定・花摘み(摘果)、夏は草取り・水やり、秋はお礼肥、冬はもみがらによるマルチング。そして今年はいよいよ収穫の時期を迎え・・・と思っている矢先にカラスやヒヨドリたちに実が熟す先から啄ばまれるという被害。お伺いしたときには畑の周りを鳥追いのための光るテープが張り巡らされていましたが、カラスが遠ざかっただけで他の鳥は相変わらずの様子。実の被害だけでなく、鳥の重さで枝が折れるため樹にも被害がでています。全体を覆うネットを手に入れる必要がでてきました。
   会長の崎山達朗様と副会長の山口謙二様にお話をうかがいました。

~取材後記~
鳥程ではないですが大きなブルーベリーを何個か美味しく頂きました。触ると自然に枝から外れる食べごろのものでした。畑で食べる楽しさは、自分の手で「太陽の日差したっぷりの実」を取って食べることでしょうか。早い時期に長与の特産品になり、ブルーベリー狩りができる日が待ち遠しいです。

=陰のない広い畑の中でしたが山から下りてくる風が意外に涼しく、高台からの見晴らしもいいところです。秋には樹の葉が紅葉するようでそれも是非見たいと思います=

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            お問い合わせ先
                崎山 達朗
               電話095-883-5905
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関連タグ: 長与・時津の特産品  2011/08/06  | にんじんネット

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