「おいしい!発見!大村湾漁協お魚直売所」=時津・長与の特産品=

今回は時津町にある、「大村湾漁業協同組合」さんをお訪ねしました。

大村湾岸には昔からいくつかの漁協がありますが、その中でも一番大きな組合です。平成19年に直売施設を隣接した現在の建物になり、毎朝多くの料理店関係者や一般の方が訪れています。

年間を通して大村湾で獲れる魚介類は種類も豊富ですが、(今の時期は漁獲が少ないけど、ヒラメ、アナゴ、石カニ、etc・・・。)中でも有名なのは、春の「もずく」、冬の「なまこ」です。

「もずく」と聞くと他の地域の品が多く出回っていますが、それは殆ど「養殖もの」で、大村湾で獲れたこちらのもずくは「100%天然もの」で、繊細で上品な味です。

「なまこ」は、食べるのはもちろん、大人気なのが「黒なまこ石鹸」。以前、某有名コスメサイトで上位になり、大変話題になりました。なまこで石鹸?!なまこの姿を思い出すと、ちょっと後ずさりしそうですが、臭いもなく見た目は普通の石鹸と変わりありません。ですがこの石鹸は保湿と殺菌に優れており、この石鹸で肌トラブルが改善された方もいるそうです。

直売所では大村湾の活魚の他、長崎海域で獲れた鮮魚や加工品(みなさんご存知の「長崎俵物」等)、組合員さんの作った野菜も多く取り揃えています。お刺身盛りもプロの職人さんがいますので、注文できます。以前からイベントも多数行っていますが、今年の春から毎月第三土曜日に長崎産本マグロの解体ショー&即売会も始めました。

直接、漁協へ買い物に来られない方のために、車での移動販売もしています。現在は長与ニュータウンのみでの販売ですが、他の地域への販売も検討中です。

取材の途中、水産センターから届いた真牡蠣の稚貝の束に初めての遭遇。これから海に吊るして養殖し、1年後の冬には食べられるとのこと。冬の牡蠣小屋も楽しみですね。

近年、地球環境や、漁師の後継者不足等で暗い話題も多いですが、『非営利の協同組合だからこそできる信頼の置ける品をこれからも皆さんに提供していきたい。』ミスターJF職員の田中さんが、大きな活魚槽の前で親切、丁寧、情熱的にお話ししてくださいました。一般の方の見学も歓迎しますとのこと。

海に囲まれた時津・長与町。せっかくだから、じげもんの魚を買いに行きませんか?
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  大村湾漁協直売所
   時津町浦郷542番地18   電話 095-882-2415
営業時間 9:00~17:00(日曜・祝日 16:00)
定休日/お盆・お正月
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関連タグ: 長与・時津の特産品  2012/06/30  | にんじんネット

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